遊郭ものが書きたくなったので原稿ほっぽって一回書きます。
見たくない人や、遊廓ってなに?って人はスルーで。
っていうか妖精さんもまだなのになにやってんだよ私!
逃げたいときほど、人間意識が違う方向に行くもんです。
((や、別に原稿がいやだっていってるんじゃないよ、インスピがこないだけだy((ry
まぁ私は遊郭もの大好きなんで!男でも女でも!!((宣言
ちょっと息抜きさせてもらいます。。遊郭で。。。
あ、とてつもなく短いんでご安心を。ってかもはや小説ではないんで。
んでは。まぁ行ってやってもいいかなって人だけどぞ。
「紅華」
始まりは、雪の日。
まだ幼かった私を連れて、あの人たちはめずらしく街へと出向いた。
きらきら光るきれいな街の光たちに
ひらひらと舞う雪が溶け込んで
その幻想的な光景に、私はとても心が躍ったのを覚えてる。
そしてあの人たちはわたしを食事処へ連れて行った。
今まで見たこともないようなごちそうをたくさん食べて
今まで味わったこともない両親の愛情を感じて
生まれてから一番、楽しくって嬉しくって……幸せだった。
うれしくて、うれしくて。
はしゃぎすぎた私は気づいたらうとうとと船をこいでいて。
眠ったら、壊れちゃうかもしれない。
この幸せな時間たちが、みんな。
そう思った私はあわてて起きようとしたけど。
でも
そんな私の顔を見ながら二人が笑っていたから。
きっと目が覚めても、こんな光景が広がってるんだ、と
そう、信じて私は襲う眠気に身を任せたんだ。
―――やってくるのが悪夢だなんて、微塵も気付かずに。
「……っゆい姉さん…!」
この声は……ちえの声かしら?
そう思って振り向くと、案の定そこにいたのは涙で頬をぐっしょりにしたちえだった。
きれいな顔が悲しくなるほど歪んでいる。
丁度五歳ほど年が離れたちえは、私にとってこの妓娼の中で一番親しい妹のような存在で。
そんな子が泣き濡れている姿なんて見たいわけがない。
私はそっと揚羽蝶の縫いこまれた手巾でちえの頬をぬぐい、それからその小さな体をそっと抱きしめた。
「どうしたの、ちえ」
「姉さん……っ私、…水揚げの日が決まっちゃっ、たぁっ…」
「!!」
あ、やべ、長くなりそう。。。
すいません、時間ないので一回ここで切ります。
二日後に続き書く……かも?
本当に中途半端でごめんなさいっ!
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